mixiの口コミプロモーションにみる「ファインダビリティ」と「リアリティ」。 [ 2006.05.13 ]
いささか旧聞に属する話で恐縮です。
GW中の記事だったのでまんまと見逃していたのですが、5月5日付日経産業新聞に、mixi内で展開中のプロモーションに関する記事が掲載されていました。
なんでもCMなどでお馴染みのキャラクター、ピンキーモンキーちゃんが、こっそりmixiの会員になって毎日せっせと日記を付けているとかw
特にPRしなかったにも関わらず、ピンキーちゃんの存在はあっと言う間に会員間に口コミで広がって、入会4日後にはマイミク(お友達)登録上限の1000人に達してしまったそうです。
日経産の記事によると、ピンキー日記はクライアント企業の広報部が執筆・撮影を担当しているそうですが、ピンキーちゃんのmixi日記に寄せられている会員の皆さんのコメントを見る限り、すっかり一会員としてのピンキーちゃんと仲良くなって楽しげにコミュニケーションしている様子が伺えます。5月1日のピンキーちゃんの誕生日の日記には、100以上ものお祝いコメントが寄せられています。
先日、『アンビエント・ファインダビリティ』に関するエントリーの中で、「見つかること=存在すること」「見つからないこと=存在しないこと」というお話をしましたが、mixiという空間内でしっかりプレゼンスを維持しているピンキーちゃんは、他の会員にとって「存在している」ということになるのでしょう。
「現実世界に実在しているかどうか」ということよりも「存在感を感じられるかどうか」ということの方に関心の比重が移りつつあるところに、時代の変わり目を感じます。リアルよりもリアリティ、と言ったところでしょうか。
mixi会員の方は、ピンキーちゃんを探してみてくださいね。
トラックバック (0) | ブログコラム | TEXT : 藤原 秀樹





