トップブログコラム「Google包囲網」が着実に固められつつあるような気が…。

「Google包囲網」が着実に固められつつあるような気が…。 [ 2006.05.20 ]

うーん…どうも、リアルにきな臭くなってきているような…。

先日のエントリーで、Yahoo!JAPANとGoogleが新聞社サイトの広告スペースを巡って対立するという未来予想図を描いてみました。
そこで鍵を握っていたのがYahoo!JAPANが3月に買収した「ニューズウォッチ社」の存在。

その後も細かいニュースを拾っているのですが、どうもニューズウォッチ社を媒介にして「Google包囲網」が着実に固められつつあるような気がします。

国産エンジンでAdSenseに対抗--三井物産とニューズウォッチが提携 : CNET

三井物産も、Yahoo!JAPAN同様ニューズウォッチ社の株主なんですよね。

ネガティブ記事に広告を出さない、という今回発表された新コンテンツマッチ広告サービスの特徴は、事件・事故記事の多い新聞社サイト上でよりその効果を発揮するでしょう。(深読みすれば、”Co-match(コマチ)”という一見「?」というネーミングも、「大手小町」を運営する読売新聞の首脳陣への秋波と取れなくもない…???)

新聞社サイト上からGoogleのAdsenseが消え、Yahoo!JAPAN・三井物産陣営が配信する広告がお目見えする日もそう遠くないのかもしれません。

今、新聞社を取り巻く情勢は結構シビアです。
慢性的な購読部数の伸び悩みの他に、公正取引委員会・竹島委員長との子どものケンカみたいになっている「特殊指定見直し問題」やら、夕刊紙・スポーツ紙を通勤時に愛読している団塊の世代の大量退職という2007年問題などのマクロ的要因は、今後の新聞社の経営を不透明なものにしています。

新聞社には、いまだに外部ポータルサイトなどへ自社コンテンツを提供することについての根強い抵抗感があるようですが、インターネットないしはネット企業とどのように付き合うかという判断を巡って、しばらくは水面下で激しい駆け引きが行われることでしょう。

トラックバック (0) | ブログコラム | TEXT : 藤原 秀樹

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