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多様化するコミュニケーションと広告業界の変化 [ 2006.04.01 ]

先の連載では、「ライブドアショック」のケーススタディを通じて、アクティブブロガー層の存在を見てきました。

自らの感情を躊躇無く表出し、他者とその思いを共有し、「感覚の連鎖」によって連帯する新しいブロガーコミュニティの出現が、コミュニケーションのあり方を変容させています。

▼多様化するコミュニケーションと広告業界の変化

「もの言わぬ消費者」から「饒舌な批評者」へと姿を変えたコンシューマを前に、ビジネスの世界も再編が行われつつあります。

日経ビジネス3月27日号は、『CMを超える 心を「刺す」マーケティング』と題し、変化する市場およびマーケティングの現状を伝えています。

マスメディア離れをする消費者と、広告の費用対効果を厳しく問うようになった広告主。インターネットの出現により変化を迫られた広告業界は、マスメディアの大量露出に依存しないクロスメディア戦略の投入でターゲティングの精度を高めようと模索しています。

ここにきて広告各社の新会社設立ラッシュが続くのも、コミュニケーションの変化、マスマーケティングの限界という時代背景を受けてのことと思います。

博報堂、東北新社と新会社を設立--ネットや口コミを含めた広告商品の開発目指す:CNET

サイバーエージェント、口コミ利用のネット広告専門会社:NIKKEI NET

広告業界を覆う2つのトレンド、「総合代理店のインターネット化」と「ネット専業代理店の総合化」の中で、インターネットと旧マスメディアの境界線は無くなりつつあります。

今必要なことは、メディア領域に関する議論ではなく、「コンシューマの心を揺さぶるコミュニケーションを創造する」という原点を見つめ直すことではないでしょうか。

トラックバック (0) | ブログコラム | TEXT : 藤原 秀樹

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