ユーザーはなぜ企業ブログと関わろうとするのか (3) [ 2006.01.14 ]
■『情報価値交換』-ユーザーのコミュニケーション動機(2)
企業が提供する情報がユーザーにとって価値が高いと判断された場合、ユーザーはアクションを起こします。
商品やサービス、企業活動を、ユーザーが個人ブログ上で(金銭的価値交換の媒介無しに)紹介する場合などがこれにあたります。
情報価値交換によって引き起こされたユーザーのアクションは、前章で紹介した金銭価値交換型のアクションよりも、ユーザーの自発性/能動性が高いため、その後の口コミ行動・購買行動への展開が期待できます。
情報の価値の高さが、ユーザーのアクションを引き出せるかどうかを左右します。
ブログを活用したプロモーションを成功させるためには、ユーザーの口コミを誘発することを目的とした「情報の価値向上」のプロセスが重要となります。
「情報の価値向上」を実現するために、次の点に注力しましょう。
(1)情報の質:情報が持つニュース性・希少性の側面を強化する(2)情報の量:情報が自然増以上に伝播する工夫をする
(1)情報の質:情報が持つニュース性・希少性の側面を強化する
ユーザーの口コミ行動の初期衝動は、「他人に伝えたい」と思うことから始まります。
この初期衝動を引き起こすために企業が取り組むべきことは、情報が持つニュース性・希少性の側面を強化することです。
◎新奇性
日本初、世界一、最大(最小)、最安値といった「前例の無さ」は、情報のニュース性を飛躍的に高めることができます。◎適時性
自社製品・サービスと、世間の時流(四季・年間行事・時代のトレンド等)との関連性を見つけだしてください。◎機能性
属性よりも効能を打ち出した方が効果的な場合があります。「おいしい」食品よりも「肝臓に良い」食品を選ぶ消費者がいます。◎差異性
競合他社製品・サービスとの市場ポジショニングを確認して、差異を明確にすることは当然です。◎推奨性
第三者による推薦を得てください。ターゲットユーザーに影響力があるのは著名人なのか、同じ属性を持つユーザーなのかを見極めてください。
上記のポイントから自社製品、サービスをあらためて見直し、情報価値を高める切り口を見つけ出しましょう。
・次回は情報価値を高め多くのブログ上の口コミを誘発したプロモーションの成功事例をご紹介します。
トラックバック (0) | ブログコラム | TEXT : 藤原 秀樹





