メルマガの次にくるのは [ 2005.11.20 ]
ブログの普及によって、近年日本でもRSSに対する認知が高まってます。RSSとはウェブサイトの見出しや要約などのメタデータを構造化し、記述するXMLベースのフォーマットのことで、現在は主にサイトの更新情報を公開するのに使われている技術ですが、最近特に注目されているのは、従来のメールマガジンに取って代わるマーケティングツールとしての活用です。
今まで企業や商用サイトと顧客をつなぐコミュニケーションツールはメールでした。しかし、スパムメールの増加や個人情報保護に対する意識の高まり、さらにはメールマガジン市場自体が飽和気味なことなども影響して、最近ではメールマーケティングの効果に疑問を投げかける声も聞かれます。そこでにわかに注目を集めているのがRSSフィードなのです。
メールマガジンを受信するためにはメールアドレスという個人情報を開示しなければなりませんし、不要なメールマガジンを解除ための手間も結構面倒です。また、メールによる情報の取得は受動的なため、それを受け取るタイミングや頻度をユーザー側でコントロールすることも基本的にはできません。
一方、RSSフィードは専用のRSSリーダーで受信するのが通常ですが、登録はブックマーク感覚。個人情報を開示する必要もありません。また、解除に関しても、登録したRSSフィードを削除すればよいだけですので簡単。RSSはその仕様上、プル型の情報発信フォーマットですので、ユーザーにとってコントローラブルな点がメリットと言えるでしょう。
現状ではメールによる情報発信が主ですが、今後ユーザーの多くがRSSの方を支持する状況になれば、メルマガからRSSでの情報発信に切り替わっていかざるを得ません。すでに自社の情報発信にRSSを活用している企業も増えてきていますし、Yahoo!オークションが商品リストのRSS配信を開始するなど、着実に広がりを見せています。
受信者数の把握やターゲッティングが難しい点など、情報発信者にとってはまだまだ万能とは言いがたいRSSフィードですが、今後注目していかなければならない分野だということは間違いないでしょう。
トラックバック (0) | ブログコラム | TEXT : 藤原 秀樹





