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RSS

RSSとはブログなどのコンテンツが更新された際、その更新内容を配信するために用いられるXMLフォーマットの総称をいいます。このRSSをRSSの読み込みに対応したRSSリーダーと呼ばれるソフトウェアで読み込むことで、ブログの更新とその内容を簡単に受け取ることが可能になるなど、利便性が向上しました。

なお、RSSにはいくつかの規格が存在し、大きくは3つに分けることができます。

1)RSS 1.0 (RDF Site Summary)
1999年に米国ネットスケープ・コミュニケーションズ社が策定したRSS 0.9をベースに策定されたRSS規格。RDF(Resource Description Framework)を使用し、「メタデータを記述する」ということに主眼に置いたフォーマットとなっています。メタデータとは簡単に言えばあるコンテンツの「要約」のことです。現在多くのブログで採用されているRSS規格の1つです。

2)RSS 0.92 (Rich Site Summary)
RSS 0.9を拡張し別路線で策定されたRSS 0.91は、RDFを使用せずに、独自のXMLで記述されるRSS規格となりました。このRSS 0.91にいくつかの拡張を加えた上で、RSS 0.91との互換性を保ちながら策定されたのが、RSS 0.92です。RSS 0.92のベースとなったRSS 0.91は、それまでのRSS 0.9より多くの情報を配信できるようになったことから、Rich Site Summaryと名付けられています。後にRSS 2.0へと続くRSS規格となりました。

3)RSS 2.0 (Really Simple Syndication)
RSS 0.92はその後、RSS 0.93、RSS 0.94と拡張を続けましたが、2002年、これらに変わる新たなフォーマットを策定しようとの動きから、RSS 0.91以降、RSS 0.94まですべてのフォーマットに対して互換性を保証しつつ、新たなRSS規格、RSS 2.0が策定されました。「RSSはよりシンプルに」という考えの下に作り出されたRSS 2.0はReally Simple Syndicationと名付けられ、現在では、多くのブログで採用されているRSS規格の1つとなっています。

現状、ブログの更新情報配信に利用されるRSS規格は、RSS 1.0、及びRSS 2.0が多くを占めます。しかし、両者は、まったく異なる方向性を目指して生み出されたRSS規格であり、RSS 2.0はRSS 1.0のバージョンアップ版ではありません。RSS 1.0はコンテンツの要約など、様々な情報を配信するため、一方、RSS 2.0はできるだけシンプルに更新情報を配信するためと、その用途によって使い分けがされています。

また、RSSに代わる更新情報配信フォーマットとして、ATOMという規格も策定されており、現在では、ブログで更新情報を配信する際に、RSSと合わせて広く用いられています。